釣りへ行く大義を作れ!

今回の「釣りと家庭」のテーマは「釣りを正義にする」「釣りの大義を作る!」でいきたいと思います。

前回は、釣りの予定を中心に組まれたお父さんたちのスケジュールに関して、時化の日を利用して家族に恩を売るという内容でした。

しかし、それはありていに言えば「欺瞞」であり、後ろめたさを禁じえないものでした。

そこで、今私も実践中なのが、「釣りを正義に!」「釣りは家族のため!」という事実を構築することです。

これは、特に小さいお子さんがいればチャンス。じっくりとその釣りの正義度合いを育てていけると思います。

では、具体的に書いていきましょう。

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まずは子供を魚好きにする!

これは、既に実践中のお父さんも多いと思います。

何より、自分が釣ってきた魚を「美味しいね」と言って食べてくれるのは嬉しいですよね。

それを着実に繰り返せば、どんどん子供は魚好きになります。

私の4歳の娘も、今では「わあ、アコウ。お刺身♪」という感じでしっかりと教育が進んでいます。

ですが、ココで注意点があります。

それは・・・

どんな高級魚も、サーモンやマグロの前では雑魚扱いになる。ということ。

お父さんが一生懸命釣ってきた、超新鮮なヒラマサやキジハタなども、マグロやサーモンの前では、見向きもされなくなります。

特にサーモンは、子供にとって最強の魚です。

ノルウェーからやってきた、半分冷凍のサーモンたちが、超新鮮、超高級なキジハタの価値を一発で下げてしまうのです。

もし冷蔵庫にサーモンやマグロがあっても、その日は隠しておきましょう。

できるなら、日ごろから「マグロやサーモンは子供が食べるものではない」と言って与えないことが最善策と考えます。

 

お祝いの魚を釣りにいく(という言い訳)

日本では、めでたい席に真鯛やお刺身は欠かせません。

この文化的背景を利用した「釣りは正義!」の実践手法です。

お祝い事を見つけては、その為に「しかたないなあ。俺が祝いの魚を獲ってくる」とのたまって遊びにでかけるわけです。

うまくいけば奥様からは「頑張ってつってきてね。まってる!」などと殊勝な言葉までもらえるかもしれません。

私もこれまで、色々なお祝いの出船をしましたが、分かりやすい例で言うと・・・

  • お食い初めの真鯛獲る!
  • 久しぶりにやってくる親戚に振舞う魚を獲る!
  • 友人の結婚祝いに真鯛を送る!
  • 友人が嫁ぶり(福岡の習慣で、旦那が花嫁の実家にぶりを送る)のお手伝い!
  • 正月の食材を確保する!
  • 結婚記念日に俺が料理を作ってやる!

などなど。なんでもよいのですが、コツは

「男らしく」言い切ることです!

以上釣りと家庭その2でした。