ロクレットー|玄界灘の釣りポイント
玄界灘の横曽根のちょっと先、小呂島の手前にある漁礁がロクレットーです。
ファイナルファンタジーやウィザードリーに出てくる防具「ガントレット」を想起させる変わった名前ですが、由来ですが、調べても周りに聞いても分からないので、ぜひ分かる人教えてください。
さて、そんなロクレットーは玄界灘の中でも船釣りのメジャースポットです。
根が荒いので、良型の根魚が多く、時間帯によっては青物も多く回遊してくるためぜひ押さえておきたいポイントかと思います。
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潮上を狙うか潮下を狙うか!
ロクレットーは、そんなに広いエリアではないのですが、そこに浅い場所で20mを切る根のトップが点在し、そこから東西に向けてかけ下がっています。
青物狙いの場合は潮上狙い
玄界灘を流れる潮がこの根に当たって、そこにベイトがつき、サワラやぶりやヒラマサなどの大型肉食魚が寄ってくるわけです。
その為、青物を狙うなら下げ潮か上げ潮かを見極めたうえで、潮があたっている方から船を流して根のトップを越えたら、また船を戻して流しなおしという感じで狙っています。
時期によっては、良型の真鯵も狙えますよ。
ただ、青物がいるであろう潮上の方には、秋以降はサワラを狙う漁船が沢山いるため、ちょっと勇気が要ります。
潮下では根魚をネチネチと狙う
反対に潮下の方では、青物はあまり期待できませんが、根魚は安定して釣れるはずです。
しかも、長間灯台周辺と比べると、キジハタ(アコウ)もカサゴ(あらかぶ)もサイズが二周りくらい大きいと感じています。
また運がよければクエ(アラ)も実績があるなど、根魚を狙うならロクレットーと言われるゆえんです。
■ロクレットーのデータ
水深 | 15m〜45m程度 |
博多からの時間 | 50分弱 |
春の魚 | キジハタ、カサゴ、やず |
夏の魚 | イサキ、ヤリイカ、ヒラマサ、ヤズ |
秋の魚 | 根魚、サワラ、クエ |
冬の魚 | ヒラマサ、ブリ、クエ、サワラ、根魚 |
遊漁船で七里ばっかり行っているときはただの通過点だった小曽根ですが手前船頭だと、「ぜひ知りたい!」と思うようになりました。
以前、テレビで鈴木斉さんが8キロくらいのヒラマサをトップで釣っていたのを拝見しましたが、恐らく小曽根がその周辺だったと思います。
ぜひ、大物も近場で、小曽根であげたい!
手前船頭デビューした自分のとって、近場で大物を獲るっていうのは新しい目標です。