長間灯台|玄界灘の釣りポイント
玄界灘の船釣り、特にルアーフィッシングでははずせないポイントが長間灯台です。
玄海島と姫島の中間くらいに位置する長間灯台は、灯台を中心として巨大な瀬が広がり、真鯛、根魚はもちろん、なんといってもヒラマサなどの大型青物が回遊することで有名です。
博多からの近さもあり、行きと帰りに、トップウォーターで一発大物を狙ってみる、というジギング船も多いですが、実は一日楽しめる最高のポイントなのです。
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熱い青物ジギング、トップウォーターは秋!
長間灯台にやってくる青物は主に、ヒラマサ、ブリ、サワラです。
これらが群れをなして回遊してくる理由は、激しい潮流が瀬にぶつかり栄養が溜まるから。その栄養を求めて、カタクチイワシやアジなどのベイトフィッシュが大量に入ってきて、そこに青物がつくのです。
特に熱いのは、9月-10月のイワシについたサワラの群れと、12月頃秋刀魚と一緒に入ってくる巨大なヒラマサ(10kgオーバー、20kgオーバーも!)でしょう。
春や夏は比較的、ヤズ(ブリの若魚)などが中心ですが、秋から冬にかけては気温は寒いですが、釣りは熱い!という時期になります。
しかし青物だけではありません。
灯台の周りには、浅いゴツゴツの岩礁帯が広がっていて、そこにはカサゴ、キジハタなどの巣が無数に点在。
タイラバで拾い釣りもいいですが、胴つき仕掛けにオキアミや海老をつけて落とすともの凄いあたりの量があります。
その他、40mラインの地形変化のある場所を狙えば、真鯛も狙えるでしょう。
青物の回遊を狙って、少し落ち着いた時間は根魚を楽しむなどすれば一日遊んでお土産もゲット。あわよくばメモリアルフィッシュに出会える可能性も!?
■長間灯台のデータ
水深 | 10m〜40m程度 |
博多からの時間 | 45分弱 |
春の魚 | やず、根魚、カワハギ |
夏の魚 | シイラ、イサキ、ヤズ |
秋の魚 | ヒラマサ、サワラ、真鯛 |
冬の魚 | ヒラマサ、ブリ |
壱岐南方面や、烏帽子、姫島に行くときは、ぜひ鳥山がないかなどチェックしておきたいですね。
また、朝夕の間詰めでは、一発巨大ヒラマサのヒットもありますので、数投でもルアーを入れてみるのはお勧めです。