神湊のカリスマ船「Y’S ワイズ」|玄界灘の遊漁船
凄腕漁師や遊漁船が揃う神湊の中でも、カリスマ的な船がこの「Y’S ワイズ」です。
神湊は、以前「健栄丸」の時にも書いたように、あの世界遺産「沖ノ島」を守り、またその力で守られたとっても歴史のある港です。
ですので、ここから出る船での釣りは何だか特別に感じるのは私だけではないはず。
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ヒラマサトップのパイオニア!
このワイズは、大島、沖ノ島を中心としたジギング・キャスティングの人気船で、時期によっては七里ヶ曽根でのマグロゲームも行います。
その中でも、全国のアングラーがこの船を指名してやってくるのは、やはり大島、沖ノ島周辺でのヒラマサのトップウォーターゲームでしょう。
今や、ジギングとほとんでセットで行う超メジャーなルアーゲームになったトップヒラマサ。
そのトップヒラマサゲームの先駆けであり、トップゲームを成立させるメソッドを作った船のひとつがこのワイズだと思います。
まだ、ヒラマサをトップで釣る、というスタイルが確立されていない時代、全国のプロフェッショナルアングラーがこの船に乗り、船長と一緒に道を開いていきました。
もともと、地元宗像の海を知り尽くした漁師さんだったからこそ結果をだして、未知の釣りを人気の釣りへ高められたのだと思います。
実際、ワイズでのトップゲームはランガンスタイルで、無数にある大島周辺の根を、船長が巧みな操船で釣らせてくれます。
ちなみにテレビの釣り番組でも、時々登場して流石の結果を出しています。
神宿る島、沖ノ島での釣り体験
時期によりますが、大島周辺のトップゲームのあとは、沖ノ島周辺へ移動してジギングなどを行います。
特に熱いのは9月からのシーズン。
本カツオやキハダマグロが、黒潮にのって沖ノ島周辺に回遊してくるので、熱いナブラ打ちが体験できます。
神々しい沖ノ島をバックに、カツオやキハダが水面に飛び出してキラキラと光っている様子は感動的です。
何千年も変わらない景色が広がっていると思うと、釣りをする以上の喜びが感じられますよ。
船名・屋号 | Y’S(ワイズ) |
出船場所 | 神湊港(宗像市) |
天神からの距離 | 車で1時間10分 |
主な釣り | ジギング、キャスティング、マグロゲーム |
思い出の魚 | ヒラマサ6キロ(トップ) |