海釣図(かいちょうず)を紹介 – 海釣り用GPSアプリ
これはひょっとすると全釣り人必携のアプリかもしれません。
「海釣図(かいちょうず)」というGPSマップのアプリで、月額400円とアプリとしては中々のお値段。
その為私も導入をためらっていたのですが、悩みに悩んで1年。
1級船舶免許を取得して、自分で操船して釣りに出かけるようになったのをきっかけに契約しました。
結論からいうと・・・
これはかなり使えます!
ボートフィッシングでも陸っぱりでも、役に立つでしょうが、特にマイボートの方や、船を共同(レンタルなど)で使っている方には必携といってもいいかもしれませんよ。
※2018年、進化版「海釣図V」がリリースされました。
→コチラ「GPSアプリ「海釣図V」登場。値段同じで10倍凄い!」
<スポンサーリンク>
海釣図のココがすごい!
色々と便利なポイントがあるのですが、特に決め手になったことを書いていきます。
その1-海図が詳細で見やすい
船についているGPSにも表示される海図。
海底の水深や根が一目瞭然で、魚探よりも重要な機能です。
これが「海釣図」では同じように詳細に見れます!もちろん日本全国!
しかも、スマホやタブレットの画面なので滑らかで、指で操作できるので便利。
時化の日にビールを飲みながらとか、寝る前にベッドの上で、自分だけのポイント探しができて楽しすぎます!
その2-GPS機器とほぼ同じ機能が揃う
船に装備されているGPSの主な機能といえば、「航跡記録」「現在地の登録(ポイント登録」「緯度経度での検索・登録」「目的地登録とナビ」「船速表示」などがあります。
それが「海釣図」にもほぼ完璧に実装されています。
だから極端にいうと「海釣図」だけでも、出船して釣りをすることが可能です。
もちろん、船に装備したGPS(魚探複合タイプ)などのメリットもあるので、2つを併用するのがおススメです。
その3-もちろんオフライン(電波なし)でOK
多くのアプリが電波の届くところでしか使えないものが多いですが、もちろん海の上で使う「海釣図」はオフライン(電波がない)所でも使えます。
だから、スマホではなくてもワイファイモデルのタブレットでもばっちり使えますよ。
ただし、海図の詳細なデータは予めダウンロードしておく必要がありますので、事前に電波のある場所やWi-fi環境の下で、準備しておきましょう。
そんな「海釣図」は、スマホ、タブレットに入れますので、もちろんどんなところにも持っていけるのが最強ポイントかもしれません。
特にレンタルボートだと他の人がつけた(釣れるか釣れないかも、何が釣れるのかも分からない)ポイントマーカーがびっしりのGPSは見にくくてしょうがありません。
が、「海釣図」に自分だけのポイントを記録しておけばどんどん船長としてのデータも溜まっていくと思います。
海釣図の気になる点と、おすすめの使い方
ここまでまるで「海釣図」の宣伝のようにほめましたが、もちろんもっと改良して欲しい点もあります。
例えば、詳細な海図は全体マップ(簡易)の中から、エリアを選択するとそのエリアの詳細が表示されます。これが時々使いにくい。
別のエリアに画面を移動させようと思ったら、一度全体マップへ戻らないといけない。
玄界灘でいうと、小呂島あたりを見て、スーッと東の姫島のほうに行こうとしたら、途中でマップは終わります。
続きは別のエリアでっていう訳です。
この詳細マップのエリア切り替えがシームレスに繋がってくれるともっと便利だなあと思いますが、そんな気になる点をカバーして余りある、月額400円の価値があるアプリです。
■使い方のポイント
使い方はひとそれぞれですが、私の場合や師匠から聞いた使い方をまとめています。ご参考に。
- 暇なとき、時化の日にスマホでポイント探し
- 他の船長仲間に画面を見せてポイントを教えてもらう
- 風、波、うねりの時間ごとの予報を参照する
- 海釣図に主な実績ポイントを記録、アマダイやクエなど超一級ポイントだけを船のGPSに記録(師匠の方法)
- 友人に釣れたポイントを共有する(機能があります!)
※2018年、進化版「海釣図V」がリリースされました。