イズミ瀬|玄界灘の釣りポイント
博多から小型のマイボートでいく、ちょっと遠出のワクワクポイントといったら、小呂島かこのイズミ瀬周辺でしょう。
壱岐島の南東に位置する複雑な海底を持つエリアで、磯釣りでは上イズミ、下イズミといって人気の上陸スポットが点在します。
玄界灘のど真ん中にポツポツと突き出した、荒々しい磯の雰囲気はたまらないです。
船釣りの場合は、磯際を狙うというよりもその周辺の浅瀬からもっと離れた深場までを移動しながら、根魚から真鯛、青物まで幅広く楽しめるエリアなのです!
<スポンサーリンク>
GPSでイズミ瀬周辺をチェックしよう!
ぜひ釣行前に、GPSでイズミ周辺をチェックしてみて下さい。
上イズミ、下イズミには海面に突き出した磯があり、その他にもごつごつとした海底の岩や、干潮時だけ顔を出す暗岩もあります。
GPSで事前にチェックしておくことで、安全に釣りができるのはもちろん、複雑な海底の起伏を見るだけで釣り人ならワクワクするはずです。
特に、チェックしておいてもらいたいのが、烏帽子灯台からイズミに向かう間にある40-60mの深場。
長間や横曽根あたりでは、せいぜい50mほどの最深度なのでやっぱりイズミあたりにきたら、60m前後の深場でタイラバやジギングで大物を狙いたいところです。
近場エリアの潮がいまいち動いていないときも、このイズミあたりは強い対馬海流の影響があるので動いていることも多いですよ。
因みに深いエリアも複雑な地形となっているので、潮があたる方向から上手に流していくと広く探れると思います。
そしてもうひとつの魅力が大きな根魚なんです!
イズミで高級根魚乱舞!
このイズミあたりまで行くと、型の良い根魚が釣れるんです。
真鯛や青物もいいですが、お土産としては根魚が一番旨い!
まず深場で狙えるのは・・・
- アマダイ
- アオハタ(アオナ)
- ボッコ(うっかりカサゴ)
- マハタ(タカバ)
書いているだけで酒が飲みたくなって来ました。
この辺の深場の根魚はタイラバのゲストとして釣れるので真鯛を狙いながら期待してみて下さい。
そして浅場では真剣に根魚を狙ってみます。
水深20-30mくらいの場所ではこんな魚が釣れます。
- キジハタ
- アカハタ
- クエ(アラ)
これはもう、妄想だけで酒が飲めそうです。
特に上記の中でも7月-9月上旬の「アカハタ」は、結構狙って釣ることができ、大きいものは1.5kgサイズもよくあがりますのでぜひ狙いましょう。
クエに関しては、運がよければ数キロサイズが釣れることも。
それ以上の10キロ、20キロクラスもいますが、それは専用のタックルや気合がいるので気になる方は調べて挑戦してみてください。
■イズミのデータ
水深 | 15m〜60m程度 |
博多からの時間 | 60分弱 |
春の魚 | 真鯛、キジハタ、カサゴ、ヒラマサ |
夏の魚 | アカハタ、シイラ、イサキ、真鯛 |
秋の魚 | 真鯛、根魚全般、クエ、サワラ、マグロ |
冬の魚 | 真鯛、ブリ、キジハタ、アオハタ、クエ |
どうでしょうか。イズミ。
ヒラマサの魚影も濃く、夏の終わりから秋にかけてはマグロなども回遊してくるエリアで、一日楽しめるおススメスポットですよ~。